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【058】 食品の商品開発における「おいしさ」の評価

跡部 昌彦 1. 商品開発の流れ 食品の商品開発は「こんな商品があったらよいのに」というアイデアがきっかけになり、主にマーケティング部門において、それが「お客様に買っていただける商品かどうか」を確認し、さらに「買っていただける商品にする」ための情報収集(調査・分析)を行い、商品コンセプト(

91 身体化する第6の指の可能性

国立大学法人 電気通信大学電気通信大学等の研究グループが開発した「第6の指」を手に装着して、自身の身体の一部と感じて、独立に動かすことができた。これによって人間の身体拡張の可能性を実験的に実証した。【本技術の概要】電気通信大学大学院情報理工学研究科の梅沢昂平氏(当時大学院生)、

90 マグロの脂質含有量測定装置

株式会社 相馬光学株式会社相馬光学は、近赤外マグロ脂質測定装置を開発し、それををIoT化することにより、良質なマグロを科学的根拠をもって消費者に届けられるシステムを開発した。【本技術の概要】株式会社相馬光学は東京都立産業技術研究センターの公募型共同研究にて近赤外マグロ脂質含量測

【057】 食用油脂の価格高騰と劣化防止策

中谷 明浩 大手食用油メーカー各社は2021年以降、6度にわたり食用油の値上げを行った。そのため、食用油の未だかつてない高騰がはじまることになる。総務省の小売物価統計調査によると、21年7月時点で296円であった東京都区部の食用油の小売価格(1本・1kg)は、1年後の22年7月でその1.5

89 深紫外LEDハンディ照射機

情報通信研究機構(NICT)NICT未来研究所グループは、8Wを超えるワット級の深紫外LEDハンディ照射機の開発に成功した。本機は、世界初となる極めて高いウイルス不活性化率を実証した。【本技術の概要】国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー)、理事長: 徳

88 加熱硬化型膨張接着シート

株式会社スリーボンドホールディングス自動車駆動用モータ向けに加熱硬化型膨張接着シートを開発した。液状接着剤及びシート状接着剤双方の特長を活かしながら、新たに熱膨張による体積変化機能を持たせ、ロータ部の隙間を埋めながら接着量のばらつきを抑えて固定ができる。【本技術の概要】自動車の

【056】 ダマスカスの剣と日本刀

平野 淳 「シルクのネッカチーフが刃の上に落ちると自重で真二つに切れた」 十字軍の時代にサラディンが持っていたダマスカスの剣の切れ味の伝説である。インドのウーツ鋼を素材とし、ダマスカス(シリア)で作られたダマスカスの剣は、その切れ味と刃こぼれしない強靭さでヨーロッパの貴族の憧れの剣であっ

87 プラズマ照射によるフッ素樹脂と銅の接着

エステック株式会社マイルドプラズマ処理によりフッ素樹脂表面に極性基を付与することで、低温プレスで銅箔に強固に接着する技術を開発した【本技術の概要】次世代情報通信である5G・6G等の通信機器のアンテナ等部品の材料として、高周波でも伝送損失が少なく、安価な基板材料として、フッ素樹脂

86 おいしさを見える化する

マクタアメニティ株式会社野菜や果物などの「おいしさ」を、画像解析により破壊することなく迅速に低コストで「見える化」する解析システムを開発した。【本技術の概要】マクタアメニティ(株)は、野菜や果物などの目に見えない「おいしさ」を、スマートフォンなどのカメラで撮影し、画像解析で「見

【055】渋柿の新規加工技術による中山間地域の農業の6次産業化

河野 源 農水省「令和元年度食料・農業・農村白書」の第3章第2節「中山間地域の農業の振興」には、中山間地域とは山間地域及びその周辺の地域を示す概念であり、中山間地域の総土地面積は日本全体の約70%(27,409千ha)を占め、農地面積と農業産出額は共に全国の約40%を占めていると記載されて

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