CONTENTSコンテンツ

 

107 紅ズワイガニの殻から新半導体デバイス

東北大学未来科学技術共同研究センターカニやエビ、昆虫などの殻や骨のキチンから作られるキトサンという物質が半導体や蓄電特性をもつことを見いだした。【本技術の概要】 東北大学未来科学技術共同研究センターの福原幹夫シニアリサーチフェローと橋田俊之特任教授、東京大学の磯貝明特別教授らの

106 立ち姿計測から寝具を開発するシステム

ネムール株式会社スマートフォンで撮影した立ち姿からその人に合った枕やマットレスを、AIを使った最新技術で瞬時に提案する新しい寝姿勢変換システム「ねむり通®」を開発した【本技術の概要】 ネムール株式会社は、東京大学発ベンチャーの株式会社 Sapeetと共同で、スマートフォンで撮影

105 マシンビジョン用カメラ

株式会社プラックス株式会社プラックスは、ロボットや検査機に搭載されるマシンビジョンシステムに液体レンズを採用した小型のグローバルシャッターカメラを商品化した。。【本技術の概要】 電子部品などの生産工程では、ロボットや検査機に搭載されているマシンビジョンシステムが重要な役割を担っ

104 ペロブスカイト太陽電池

桐蔭横浜大学桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が長年研究開発してきたペロブスカイト太陽電池は、次世代の太陽電池として大いに期待されていたが、いよいよ実用化に向けた動きが始まった。【本技術の概要】現在、ほとんどの太陽電池は結晶型シリコン太陽電池になっており、特に中国メーカーが世界を席巻

103 超小型MEMS触覚センサ

立命館大学立命館大学野間春生教授等の研究グループが開発した超小型MEMS触覚センサは、微細構造のカンチレバーを用いて接触による外力を3次元的に検知することができ、多軸での力計測を可能とした。【本技術の概要】 ヒトの五感の中で“見る聞く”の感覚は、CCD素子やマイクの機器を介して

102 インクジェット印刷によるペロブスカイト量子ドットLED

山形大学 有機エレクトロニクス研究センター山形大学の研究グループは、ペロブスカイトナノ結晶に金属塩ド―プ処理することで耐熱性および分散安定性を改善し、当該量子ドット発光材料を用いてインクジェット印刷による高い発光量子収率で優れた色純度を持つ緑色LEDを作製することに成功した。【本技術の

101 安全で容易な銀ナノワイヤーの合成と製膜技術

東北大学東北大学の林大和准教授等の研究グループは、銀ナノワイヤーの針状の有機前駆体に超音波を照射し、ワンステップでフレキシブルディスプレイ向け銀ナノワイヤー導電膜を作製する方法を開発した。従来なかった、毒性と廃棄物のない低価格な高濃度合成プロセスを提供する。【本技術の概要】 東

100 宇宙環境で利用できる全固体リチウムイオン電池

日立造船株式会社JAXAと日立造船は独自の全固体リチウムイオン電池を共同開発し、国際宇宙ステーションにおいて実験データを収集し、過酷な宇宙環境で充放電が可能であることを確認した。。【本技術の概要】 JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)と日立造船は、2016年から全固

【062】 日本の創薬力について

小林 進 治療法が確立されていない病気に対して効果的な医薬品が創製され、その病気で苦しんでいる世界中の患者さんに届けられ、症状が緩和されたり、病気の進展が抑制されたり、さらには治癒につながることができれば大変心強く、それが日本発の医薬品であればうれしいことである。 日本は世界の中でも数少

【061】 デジタルヘルスの最新動向について

T. K.  近年、疾患を治療したり、服薬を管理したり、健康を維持したりするためのデジタル技術(アプリなど)が続々と開発されている。こうしたデジタル技術はデジタルヘルスと総称されているが、流通・販売に当たって薬事承認が必要となるものは「プログラム医療機器(Software as a Med

TOP